Change Makers – 株式会社ワールドエンパワメント代表取締役・ひぐちまりさん
ウェルスダイナミクスを活用し、個人・企業・社会に変化を起こす“Change Makers”をご紹介!
今日ご紹介するのは、株式会社ワールドエンパワメント 代表取締役、エンパワメントフィロソファーの、ひぐちまりさん(プロファイル:スター)です。
■「思考力・創造力・言語化力」を鍛えるリーディングカンパニー
Q. 株式会社ワールドエンパワメントの活動について教えてください。
A. 日本をトランスフォームし世界をエンパワメントするリーディングカンパニーとして、現代哲学をバックボーンにエンパワメントライフメソッド®︎を提供しています。それを通じて、「思考力・創造力・言語化力」を鍛え、誰の中にもある「まだ発揮されていない無限の可能性」を解き放ち、世界に通用する次世代のロールモデル(夢と希望と勇気を周りに与える人)を輩出しています。
■「会社のため」という責任感で苦しい日々
Q. ウェルスダイナミクスに出会う前のあなたの生活/ビジネスはどんな感じでしたか?
A. 23年携わったブライダルプロデュースの仕事を完了し、現在の仕事を始め、経験のないセミナービジネスという業界で試行錯誤していました。会社をどう見せていくのか。自分が前面に立つのか、立たないのか。自分の活かし方がわからず、戦略が定まっていませんでした。
「ひぐちまりを打ち出せ」というアドバイスを元に、本を出したりテレビに出るようになってブランディングは成されましたが「会社のため」と責任感から行っており、楽しんでやっているわけではなく、苦しく感じていました。
■「日本初のウエディングプランナー」として活躍するも……
Q. ウェルスに出会う前は、どのような問題、課題を抱えていましたか?何に困っていましたか?
A. ブライダルの世界では「日本初のウエディングプランナー」として活躍し、業界ではレジェンドと呼ばれていました。既にあるニーズを満たすのではなく、新しいニーズを喚起し、新しいものを作ることを手掛けてきたため、そのぶん目立って叩かれるということも多く経験してきました。叩かれることが辛かったというよりも「人と信頼関係が作れない」ということに、孤独を感じていました。
『人を活かす』ということにコミットしているにも関わらず「人を理解できない、信頼関係ができない、愛情のある関係を作れない」という自分に
絶望と悲しみを感じていたのです。
今なら、他人に自分のやり方を押し付けていたのだとわかりますが「自分だったらうれしいから」と、優秀な結果を出したスタッフを人前で褒めて嫌がられたり、周りのスピード感と合わず「仕事のスピードが遅い=何か問題がある」と考えてイライラしたりと、日々ストレスを抱えていました。周囲に高圧的に出てしまったり、逆に自分の意見を抑えすぎてしまったりと、意識すればするほど上手くいきませんでした。
また、自分の強みが明確でないことにも悩んでいました。特に、リーダー向きなのか、サポート向きなのかがわからないでいました。リーダーシップをとっているときは叩かれることも多く「でしゃばっているのではないか」と感じ、サポートに回っているときは力を発揮できる一方で「責任から逃げてるのではないか」と、迷ってしまってアクセルを踏み切れませんでした。
■“才能の違い”を理解していなかった
Q. 最大の課題(障害)は何でしたか?
A. 他人との才能の違いを理解していなかったこと。自分と考え方や感覚が合わない人に対して、「反発しているんじゃないか、文句があるんじゃないか」と考えていました。
■知人を通じての出会い
Q. どのようにウェルスダイナミクスを知りましたか?
A. 2014年頃、知人がプラクティショナーになり、プロファイル診断セッション相手を募集していました。
■才能がわかったところが“始まり”
Q. ウェルスダイナミクスに対する最初の印象は?
A. それまでに、いろいろな強み・才能診断を受けたことがありました。ほかのテストはどれも「なるほど」と思うのですが、それで終わり、という感じ。
ウェルスは診断をするだけでなく、わかったところが始まりで「診断結果をどう活かせばいいのか、次のステージに上がるにはどうしたらいいのか?」が明快に示されている点が素晴らしいと思いました。
■人間関係のストレスが激減
Q. ウェルスダイナミクスを知って(活用して)ビジネスや生活がどう変化しましたか?
A. 最初のプロファイル診断では「サポーター」という結果でした。ブライダルをやめて、今の仕事を始めたころです。当時は結果に違和感がなかったので、サポーター戦略を意識して半年くらい取り組みました。フレンドリー路線で様々な人と関わりながら、ウェルスに関するアウトプットの機会を多くとりつつ、どんどん実践していきました。
自身のセミナーにウェルスを取り入れようと、プラクティショナー資格を取得するタイミングでもう一度プロファイルテストを受け、そこで「スター」という結果が出ました。学びを深めていく中で、サポーター戦略に違和感を覚え「新しいものを生み出す」方が自分に合っていると感じるようになっていたので、スター戦略に切り替えました。
半年間全力でサポーター戦略に取り組んでみた結果、違和感に気づけて自分でできることが明確になったので「大きく方向がずれていないなら、とりあえずそちらに向かって動く」ことにも意味があると感じています。
スターであることに納得できた今では、自分を表現することに恐れがなくなりました。「スターは自分が輝き、その輝きで他人をも輝かせる」というのはまさにやりたいと感じていることです。
ウェルスを知ることで、周りの人間とのスピード感を合わせることもできるようになりました。ダイナモの自分にとっては当たり前の速度が、テンポの周波数が強い人からすれば早すぎてしまう。自分がやられてうれしいと感じることを、嫌だと感じる人もいる。
互いの違いを「直す」「対立する」「切り捨てる」ではなく、才能として受け入れ、活かすということを理解できたことで、人間関係のストレスが激減しました。
■何にYESというか、何にNOというか
Q. 具体的な変化/効果は?特に変化に影響を与えたウェルス理論はありますか?
A. 以前は、結局、自分のやり方を押し付けているだけでしたが、プロファイルを知ることで、その人の才能を知り「人を活かす」ということができるようになりました。
また、スペクトルは自分のスタンダードをあげるための、ガイドとしてとても有効です。特に、バリのマスターズプログラムやフェスタでロジャーの話を直接聞く機会は、思考の枠を広げ、スタンダードを上げる貴重な機会でした。
2016年11月にマスターズプログラムに参加した際「“株式会社エンパワメント”で日本をトランスフォームする」と発言したところ、他の起業家に「なんで日本だけで世界じゃないんだ。世界を見ているんだったら、それもちゃんと言わなきゃだめだ」と指摘されました。それを聞いていたロジャーが「会社名の頭に“ワールド”をつければいいんだよ」と言ってくれたところから、会社名が「株式会社ワールドエンパワメント」になりました。“ワールド”をつけたことで、思考の限界が壊れ、「何にYESというか、何にNOというか」という、スタンダードが上がりました。
大学でコーチングの授業を依頼された際にも「世界をエンパワメントする人間だったら、これくらいできなくちゃ」というところから、英語での授業を引き受けたり、「ワールドならこれをやらないとおかしいよね」というように、物事の判断基準のスタンダードが大きく変わったのです。
ウェルスは常にロジャー本人が学びながら進み続けていて、最新の知識と実践の場を与えてくれます。学びの場であるコミュニティを兼ね備えた、素晴らしい理論です。
■自身だけでなく、受講生にも変化が
Q. 一番の変化は何ですか?その理由は?
A. 以前は自分と似たようなタイプに響く話しかできなかったのが、俯瞰した視点を持ち、全方位に向けて話をすることができるようになりました。自身のセミナーにプロファイルテストを取り入れた当初は、セミナー受講者の85%がクリエイター、スター、サポーターでしたが、今は全プロファイルの人が参加しているのがその証明です。
話し方やプレゼンの仕方を変えることでパートナー、上司と部下との関係が改善するケースが多く、受講者さんからたくさんの喜びの声をいただいています。
■自分本来の戦略に切り替えて、迷いがなくなった
Q. 変化を感じるまでどのくらいかかりましたか?
A. 最初から少しずつ感じてはいましたが、半年間本気でサポーター戦略に取り組んだのち、スター戦略に切り替えてから、目に見えてわかるように、加速的に成果が出るようになりました。「これじゃないんだな」を腑に落とせたからこそ、「こっちでいいんだ」と迷いなく行けるようになりました。
■明確なガイドで、迷わず進める
Q. 現状、あなた自身はウェルスダイナミクスを活用してどのように感じていますか?
A. 現在は次のステージに上がるために、バリューサイクルの構築に取り組んでいます。ウェルスは明確なガイドがあることで、今何が必要かが分かり、迷わず進めることがありがたいです。「わからないからやらない」ではなく、「方向はこっちで合っているから、進んでみる」ということが選択できるのはウェルスの大きな価値だと思います。
■今の私は……
Q. あなたは周りの人からはどう見えていると思いますか?
A. パワフル、エネルギッシュ、説得力がある、元気をもらえる、愛を感じる、などと言われます。
■人間関係は、全ての成功の基盤
Q. ウェルスダイナミクスについてどう思いますか?
A. 人間関係は、全ての成功の基盤となります。プロファイルを活用することで、自分目線だけでなく、他人との関係をも俯瞰して見ることができるようになります。
自分の強みだけを知るのではなく、人の強みを知ることで、違いを活かしあうことができます。意見の違いで戦うのでなく、良い関係を創造することができるのです。WDはビジネスだけでなく人生全般に活用できる、明確な地図と具体的な戦略をくれるツールです。自分の強みがわからない人は、自分探しの旅に出る前に、まずウェルスを学びましょう!
ひぐちまりさん、ありがとうございました!
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