Change Makers – 株式会社KARA代表・こじまゆかりさん

ウェルスダイナミクスを活用し、個人・企業・社会に変化を起こす“Change Makers”をご紹介!

今日ご紹介するのは、株式会社KARA 代表取締役、こじまゆかりさん(プロファイル:スター)です。

■開業後3年で法人化。3名のチームからのスタート

Q. ウェルスダイナミクスに出会う前のあなたの生活/ビジネスはどんな感じでしたか?

A. 2004年にヒーリング・アート・スタジオKARA(カーラ)を開業。2007年に法人化し、株式会社KARAを設立後、チームメンバーは自分を含め3名のみ、というスタイルが10年続いていました。

■経営者としての知識ゼロからのスタート。自由な関係性を重んじるが……

Q. ウェルスに出会う前は、どのような問題、課題を抱えていましたか?何に困っていましたか?

A. セラピーを中心としてビジネスをスタートさせ、自分が育成した受講生の仕事場を作る目的で会社にし、受講生をセラピストとして雇うところから組織にしていきました。

自分自身は経営者としての知識がゼロ。師弟関係はあるものの、自由な関係性を重んじたところ、メンバーが好き勝手に発言・行動をする環境となり、メンバーのハンドリングが上手くいっていませんでした。

さらにチームの人数が少ないため、できることにも限界があり、活動の幅が限られるのが課題でした。

100人規模のセミナーまではやっていたものの、それ以上の規模のものにどう取り組んでいけばいいのかわからず、手探りの状態でした。

■チームを作ってはごそっと人が辞める、の繰り返し

Q. 最大の課題(障害)は何でしたか?

A. 自身のリーダー力の不足もあり、チームを作ってはごそっと人が辞め、また1からスタートの繰り返し。

経営セミナーなどにも通ってはいましたが、マインドの部分が語られることがほとんどで、何をどう行動していけばいいかはすべて勘頼みという状態でした。

■最後の1枚だったチラシがきっかけ

Q. どのようにウェルスダイナミクスを知りましたか?

A. 2019年頃、当時六本木にあった日本適性力学協会のビルで行われていたビジネスセミナー参加した際、WDフェスタのチラシでロジャーの顔を見たことがきっかけです。

「これは行かねば」と思いました。本当にただの直感で、前知識は何もありませんでした。

残り1枚だけ残っていたチラシを手に取って、セミナー講師の方に「参加したほうがいいのか?」と聞いたところ、講師の方もウェルスをよく知っていておすすめされ、WDフェスタに参加したことがきっかけです。

■ロジャーのダイナミックなエネルギーや知識に触れて……

Q. ウェルスダイナミクスに対する最初の印象は?

A. 私がメンターを選ぶ時のポイントに「美しい人、かっこいい人、魅力的な人」というのがあります。ロジャー(ウェルスダイナミクス考案者)の写真を見て、「あ、かっこいい」と思ったのを覚えています。

フェスタは熱気あふれる会場で、すごい人たちの集まりだな!と遠巻きに見ていました。日本適性力学協会代表の宇敷さんも印象的でした。場の全体や、多くの起業家を束ねる力をみて「素敵」と感じました。

ロジャーのダイナミックなエネルギーや知識に触れて、ロジャーのコンサルを受けられる「クリスタルサークル」への参加者が募られた際には、思わず手を上げていました。まさかの当日決済で、さすがにその時は金額も相まって手が震えたましたが、「今やらなくては」とサインアップ。

結果、大きく自分のビジネスが変わることとなり、あの時参加してよかったと感じています。

■循環型のマーケティングを徹底し、大きな利益と時間を手に入れた

Q. ウェルスダイナミクスを知って(活用して)ビジネスや生活がどう変化しましたか?

A. ウェルスの基礎知識がないところからクリスタルサークルがスタート。

「ロジャーが話していることの前提知識を学ばなければならない。理論の土台があるのだ」

とそこで気づいて、半年くらいでタレントコンサルタント講座まで受けました。そこで基礎的な理解を深めました。

ウェルスの基礎的な講座のほか、2020年4月にキャッシュフロークラッシュ、5月にCLAのセミナーを立て続けに受けてマーケティングスタイルを学び「これをやっていけばいいんだ」とやっと落とし込めました。

ウェルスを知り、180度方向を転換することができました。まず、顧客が購買へと進むプロセスである「カスタマーパス」をしっかり作りこみました。「体験してもらい信頼構築する」という、お客さんに先に価値提供をするスタイル、循環型のマーケティングを徹底して行いました。その後、2020年6月にはプロダクトをローンチして、爆発的に利益を上げることができました。

ウェルスを知る前は、請求書や、納品書づくりなど日々のタスクに時間をとられていました。セミナー講師もやりながら顧客とのやりとりも自分がやるなど、明らかに向いていない作業も行っていました。

今ではプロモーションもチームに任せられるようになり、自分がやりたいセミナーや、企画作りに集中できています。

■役割分担、そしてどの順番で何を進めればいいかが明確に

Q. 具体的な変化/効果は?特に変化に影響を与えたウェルス理論はありますか?

A. チーム作りにおいて、プロファイル理論が大変役に立ちました。プロファイルを参考に、必要なポジションに、必要な人材の配置を行っています。

はじめは、ウェルスを知る前からやっていたビジネスセミナーに参加されていた中から、優秀な方に声を掛けました。

【アキュムレーター】

  • 細やかな点まで気を付けてくれてタスクをリスト化する
  • 漏れがないようチェックする
  • 確実に結果を積み上げていく

【ロード】

  • システム的な面の理解が早く、雑然とした状況を整理する

【クリエイター】

  • プロモーションに関するアイデアを出す

【トレーダー】

  • 細やかなカスタマーサポート

 

こういった部分を補っていただきながら、スターの自分は表に出て喋る、という風にチームの動きを分担できるようになりました。

プロモーションを行うことで「一緒に働きたい」とチームに加わってくれる方も出てきて、今では10人のチームで動いています。また、周波数の考え方は商品開発やスケジューリングなどにも活用しています。どの順番で何を進めればいいかが明確になりました。

■売上は2倍以上に、利益は10倍に

Q. 一番の変化は何ですか?その理由は?

A. 2019年にウェルスを知り、学びを続けて、翌年の2020年の売り上げは2倍以上に、利益は10倍になりました。コロナの流行を受け、即座にオンライン化に対応したことで、経費がかなり削減でき、ウェルスを活用したプロモーションによって売り上げを最大化しつつ、コストが最小化できたことが大きな理由です。

お客さんがオンラインに慣れていないので、ズームの使い方の解説動画を作成したり、わからない方には電話で細かくフォローをしたり……チーム全員がウェルスダイナミクスを共通言語として、互いの強み弱みを理解し、適材適所を叶えました。

また、タレントスペクトルを活用して、各スタッフの目標達成を行えるように教育体制を作っています。全社的に、スタッフが社内イエローを目指して自主的に活動するスタイルが徐々に定着しつつあります。スペクトルの概念がわかることで、スタッフの成長が格段に速くなりました。

社内スタッフは、今は全員スペクトルがオレンジ以上です。ウェルスを実践することで、一回のプロモーションで7桁の収入を作ることできるスタッフも複数現れています。

私自身は、宇敷さんのコンサルも受けて、スペクトルがイエローからグリーンへと変化しました。何でも一人でやりがちで、仕事の任せ方や振り方がわからないというところから、組織化していくにあたって必要なことを整え、経営者としての視点を一段引き上げていただきました。

今は自分の下にリーダーが2人できました。リーダーができてくると本当に楽で、やりたいことに次々と取り組めるようになった。やりたいことがあるのに今やらないことが多くて前に進めない、という経営者が多いと感じていますが、グリーンになるということは、そこが解消できるようになるということです。

■即実践、の繰り返しで変化しながら進み続けられた

Q. 変化を感じるまでどのくらいかかりましたか?

A. ウェルスを知り、ロジャーのサークルに入り、各種の講座を全て学び、なおかつ、宇敷さんのコンサルを受け、それらが全て終わる頃までの期間ですので、約1年半ほどかかりました。ただ、1年半の時点でガラッと変わった、というよりは、学んだことを即実践、を繰り返してきたので、日々変化は感じていました。

■立体的で理解しやすく、仕組み化されている理論

Q. 現状、あなた自身はウェルスダイナミクスを活用してどのように感じていますか?

A. もっと早くに知りたかった、と思います!ですが、自分にとってベストなタイミングで情報が来たとも感じています。もっと早く知っていても、その価値に気づけなかったかもしれません。

2019年にウェルスに出会ってから、ビジネスの取り組みが大きく変わりましたので、ウェルス無しで経営していた頃、よくやっていたものだと思います。ウェルスはチーム編成にも、経営にも活かせるので、欠かせないものになりました。ウェルスなしでやっていたころは、経営の勉強はしていても見様見真似。理論的にやれていなくて動物的勘だけでやってきた。

プロファイルが土台にあって、そこにスペクトルを立てていく。立体的で理解しやすく、仕組み化されているのがウェルス理論の魅力だと感じます。

■もっと自分をブランディングしていきたい

Q. あなたは周りの人からはどう見えていると思いますか?

A. 私自身がフィーチャーされる場面が増えているので、輝きながら活躍していると思われているようです。自分では、まだまだな部分が多いので、これからもっと周りにインパクトを与えられるように、学び続けたいと思います。もっと自分をブランディングしていくことが今やりたいことです。

以前経営セミナーで知り合った、10年来の知人に「当時と全然違う」と言われました。「何年も同じような状態が続いている人も多い中、どんどん新しくなっていて刺激がもらえる」とのことです。常に自分がアップデートされているのを感じられています。

■経営者が本来すべきことに専念できるように

Q. ウェルスダイナミクスについてどう思いますか?

A. 経営セミナーは世の中にたくさんありますが、ウェルスほど理論立っているものには今まで出会えませんでした。「こうすればいい」というのをロジャーがすでに明らかにしてくれていて、それをモデルにすれば良いのですから、起業する人や、経営者には必須の知識と実践方法です。

ウェルスを取り入れて実践してゆくことで業績が伸ばせます。チームビルディングを行って現場をチームに任せ、経営者が本来すべきことに専念できるようになります。

ぜひ多くの方に知っていただきたいので、私自身がそのような機会も提供してゆきたいと思っています。

こじまゆかりさん、ありがとうございました!