野上 こうこさん
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ウェルスダイナミクスを知ったきっかけは何ですか?
4年前くらいに知りました。 当時、マインドマップインストラクターの資格を取り、教えてほしいという声に後押しされ、講師業を始めていました。自ら講師を目指し、マインドマップで生計をたてようと、意気込んでいたわけではありませんでした。 主婦からの転向で50才からの起業でもあり、始めたものの、「これでいいのかな?」とか、「このまま続けていいのかな?」と思い、今後の自分の将来を描ききれずにいました。 人前で話すことも向いていて、新しいものを直感で取り入れ、アレンジしながら伝えていくこの仕事が合っている、と認識できました。 そしてクリエイターという結果に後押しされ、自らの意識が変わったとたん、仕事がスムーズに加速していったのを覚えています。 |
ご自身のプロファイルを知って、どう変わりましたか?
自分のことを器用貧乏だと思っていました。オール4で、どんなことも卒なくこなすけど、これといったものがないな、と。でもプロファイルを知って、自分のことを改めて振り返ってみたら、あ、これもできるし、あれもできる、って思えました。 例えば、子供の卒業時の謝恩会でみんなが楽しめるアイデア出し司会をしていたな、とか、学童保育の補助指導員でも、その場その場で子供達の仕切りをしていたな、とか。マインドマップの講座では、参加者の雰囲気を見て、その場でアレンジできたり。 今も、企業研修などで、事前の打ち合わせをして流れを決めパワーポイントをつくりこんでいくのですが、当日の代表挨拶を聞いて、やっぱりこうしたほうがいいかなと、その場のアイデアで、ワークの間に研修の流れを作りかえたりもします。そういうこと一つ一つが自分の強みだと捉えられるようになりました。 |
ウェルスダイナミクスを今どのように使っていますか?
自分自身ウェルスダイナミクスに、自分のやりたいことを後押ししてもらえました。そして、前に進めるという体験をしたので、その体験を多くの人に伝えたいと思って活動をしています。 サロンで定期的にウェルスのセミナーを開催したり、マインドマップとウェルスダイナミクスを掛け合わせたコーチングセッションをしたり、企業研修でウェルスダイナミクスを取り入れたりしています。コーチングセッションの中で、クライアントさんにウェルスダイナミクスのプロファイルテストを受けていただき、その結果をもとに、特性とセッション内容をを視覚化したマインドマップを描きお渡しするので、とても喜んでいただいています。 ウェルスダイナミクスの大好きなところは、自分や相手の強み・弱みがわかるだけではなくて、それがわかった上で何をすればいいのか、その人の視点は自分とどう違うのか、だからどうやって接すればいいのか、という具体的な方法までを示してくれるところです。 あともう一つ、私にとって使いやすいな、と思うのが、ウェルスダイナミクスは自由度が高いというところです。こうやって使わなくてはいけない、という決まったものではなく、自分が持っている他のツール、それが私の場合はマインドマップだったり、コーチングだったりするのですが、それらと組み合わせて使えるところが素晴らしいと思っています。 |
ウェルスダイナミクスの事例がありましたら教えてください。
以前ホストクラブの経営者の方がウェルスに興味を持ってくださって、セッションをしたことがあります。セッションの中で、プロファイルを生かしたチーム作りのアドバイスをさせていただきました。それまではロードの人が、ホストのスカウティングをしていたところをディールメーカーやサポーターに任せることにしたり、ロードの人には、ホスト全員の得意なこと、お客様が何を求めてお店にきているのか、どんなホストが好みなのか、などデータの分析を任せるようにしました。そして、そのデータをもとにクリエイターの人が当日のホストの振り当てをするようにしたら、とってもうまくまわるようになりました。ほとんどの問題が解決しましたと報告を受けました。すすきのでもウェルスを伝えていこうかななんて、思っています(笑) |
プロフィール
北海道生まれ。 |