土居利矢さん
WDプロファイル:トレーダー

(社)日本適性力学協会認定WDプラクティショナー
合同会社アージュスタイル
事務屋育成プログラム 講師

ウェルスダイナミクスを学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

ビジネスパートナーに連れられて、ウェルスダイナミクスの講座に参加したのがきっかけです。

知った時、これは自分のコーチングに使えるな、と思いました。当時、ホテルでの仕事をしながら、コーチングのセッションを知り合いなどにしていました。

コーチングの中で、よくクライアントの方にお伝えしていたのが、みんな違って、みんな良い。あなたはあなたらしく生きればいいんです。ということです。

けれど、クライアントの方たちはなぜみんな違って良いのか?を知りたがっていました。

あの人みたいになれないのは努力が足りないから、頑張りが足りないから手に届かない、と思っている人に対して、人それぞれに得意なことは違う。人それぞれ得意なことがあるということを、客観的に見せてあげることが必要だな、って思いました。

ウェルスダイナミクスはその点で、ぴったりでした。

ウェルスダイナミクスのスクエアを使うと、僕もその違いを説明しやすいですし、クライアントの方たちも理解しやすいので、理解が早かったです。

コーチングのツールとして、使い易いと感じました。

ご自身のプロファイルを知って、どう変わりましたか?

僕はトレーダーなんですが、振り返ってみると、今までやってきたことが、プロファイルと合っているし、無意識的にその部分の役割を担ってきたなと思いました。

ホテルマンだったころ、ホテルの宿泊費を決めるプライスコントロールも担当していました。その日の他のホテルとの価格差や相場だったり、時期的な価格の変動など、体感覚で感じるんです。当時は、誰でもできる、って思っていましたけれど、実際は違うんだってことをプロファイルを知って、わかりました。

他にも、今、家業で農家もやっていて、近くの産地直売所やスーパーに野菜を卸しているんですが、値付けをするのは僕です。僕が値付けすると、だいたいその日の終わりに、卸したものが1袋くらいしか残りません。安くしすぎて、すぐ売り切れちゃうのは、機会損失ですし、高くしすぎて、売れ残りがでちゃうのももったいない。でも、僕の値付けは、そのあたり、うまく計算できていると感じます。
他にも、植え付けのタイミングを計画的に少し市場とずらすことで、出荷の時期を、すこしずらしたり、とか。農業は自然に大きく左右されるので、思った通りにいかないこともありますが、市場の動きを肌で感じ、それをすぐに値付けに反映し、結果が見えるので、とっても面白いです。ゲーム感覚でやっています。

そして、もう一つ、僕のメインの仕事が事務屋のマネジャーです。僕のボスは、クリエイターです。彼女が出したアイデアを形にしたり、彼女の動きをフォローして、サポートしていくのが僕の役割です。

正反対に位置するので、考え方から反応、視点など、何から何まで違うんですが、お互いにウェルスダイナミクスを理解しているおかげで、その違いが価値として受け入れられるので、うまくやっています。

ウェルスダイナミクスを今どのように使っていますか?

事務屋育成の中で、事務屋を目指す人たちにウェルスダイナミクスを伝えています。

事務の仕事は、家でコツコツやる業務、裏方になり、サポートするというイメージが強いため、事務をやろう!と思う人の多くは、テンポかスチールの周波数を持っています。ダイナモやブレイズの周波数を持つ人が来ることはほぼ皆無です。

一方で、事務を頼みたい!って思う人たちは、その部分よりも、人に会いに行ったり、講演やセミナーを開催したりすることに時間を使いたいと思う人たちなので、ダイナモやブレイズの人が多いんです。

となると、雇い主と雇われる事務側のタイプが真逆、ということがよく起こります。事務屋育成でスキルを身につけたけれど、雇い主と気が合わなくて、仕事が続かない、なんてことが起こりがちなので、事務屋育成のプログラムの中に、ウェルスダイナミクスを入れて伝えています。

雇われる事務屋も、事前にウェルスダイナミクスを学び、プロファイルの違いを知っていると、気持ち的に楽になりますし、雇い主のプロファイルに合わせて、受け答えの仕方や対応の仕方も、ある程度考えられるようになるので、結果的に仕事がスムーズにいくというケースを何件も見ています。なので、ウェルスダイナミクスは「事務屋育成プログラム」に欠かせないです。

最後に、ウェルスダイナミクスを学んでよかったことを教えてください。

絶対的に言えることは、「自分は今のままでいいんだ。」と思えたこと。

また、その理由を他の人との違いを感じながら知ることができたこと。

他にも、違う特性を持った人とのコミュニケーション方法がわかり、それをもとに講座を作り、人に伝えることが出来るようになりました。

もっと「楽しく」、「楽に」、そして「素直に」人生を生きていけるようになったと思います。

合同会社アージュスタイルの代表である山田は、僕とは真逆のクリエイタープロファイルです。

使う言葉や感覚、自分軸に至るまで、全く違うものを持っていますが、チームを組んで仕事をするには「ウェルスダイナミクス」のメソッドを知らなければ、なかなか思うようにいかなかったと思います。

プロフィール

学生の頃、某テレビ局「24時間テレビ」香川地区ボランティア(120人)のリーダーを務める。

卒業後は両親が営むジーンズショップに就職、商売を学びはじめる。

販売の経験を積む傍ら、仕入れ担当、新規開拓、販売戦略、リーダーシップなどの知識を学ぶ。

また学生の頃に舞台に立った経験を活かし、ラジオなどのメディアにも出演。

35歳を機に転職。シュークリーム販売、旅館業、ホテル業などを経験。

ホテル業では独立系(個人経営タイプ)チェーン系(フランチャイズ)等を経験、最終的には支配人になる。

販売業やサービス業を経験する中で、常に10~15人程のチームに所属。

前年比200%の売上達成や、12か月連続売り上げ目標達成などをしていく中で、

職場のチーム内でのコミュニケーションが、個人のパフォーマンスを上げている事を知る。

42歳で独立し、農業をベースにした会社を設立。

日々の出荷量と価格のバランスを、トレーダープロファイル特有の体感覚で実践。

その後、合同会社アージュスタイルの山田に誘われて、講師業をしている人のバックサポートを仕事にする人向けの講座「事務屋育成プログラム」の講師となる。

ビジネスホテルに就業していた時の経験をもとに、特性にあったリーダーシップのあり方、チーム戦略などを、「ウェルスダイナミクス」交えて「何がしたいか?」「どうしたいか?」そして「自分はどうありたいか?」などをクライアント伝えている。

事務屋育成プログラム アージュスタイル

https://www.argestyle.com/